東京都指定障害者就労移行支援事業所のヒューマングロー

障害者の就職を支援する
就労移行支援事業所ヒューマングロー


頼みごとのコツ~快く引き受けてもらうには~


タグ: コミュニケーションプログラム, ,

こんにちは!

ヒューマングロー葛西駅前のスタッフMです(*^^)

 

この三連休は、どうやら猛暑になるそうですよ.

みなさん、電気代は気になるところですが、熱中症にならないようにクーラーに頼りましょうね!

 

さて、ヒューマングロー葛西駅前では週1~2回、コミュニケーションワークのプログラムを取り入れています。

 

今週のコミュニケーションワークでは、

SST(ソーシャルスキルトレーニング)を行いました。

SSTとは、人が生きていく中で必要な技術を習得するための訓練のことです!

「普通はこうするべき」や「暗黙の了解」が分からない方も、このSSTで練習していくことで、社会で必要なコミュニケーション能力を身に付けていくことができます。

 

そして今回のSSTのテーマは・・・

 

「頼みごとのコツ~快く引き受けてもらうには~」です!

 

 

お仕事をしていくと、時には誰かに頼みごとをするシチュエーションがあると思います。

頼みごとをすると、多かれ少なかれ相手の作業に影響が出てくるものです。

しかし、だからといって「相手に悪いな…」と思い、ずっと1人で抱え込んでいると、

今度は自分の作業に悪い影響が出てきてしまいます。

 

そこで、今回のSSTでは、相手と自分の気持ちの両方を尊重した、頼みごとの方法を練習しました!

以下が頼みごとをするときのポイントになります。

 

①頼みを聞いてくれて当然と思わない

自分が仕事を抱えているのと同様に、相手も仕事を抱えています。

「聞いてくれて当然だろう」という気持ちで頼みごとをすると、態度や言葉遣いもどこかしら、横柄になり、相手を不快にさせてしまいます。また、断られてしまった時のショックも大きくなります。

「受け入れてもらえたらラッキー」くらいの気持ちでお願いしましょう。

 

②クッション言葉を使う

いきなり頼みごとをするのではなく、

申し訳ないのですが…」「もしよろしければ…」「さしつかえなければ…」と低姿勢でお願いしましょう。

 

③頼みごとの目的・理由・内容を伝える

頼みごとの内容もよく分からないのに、引き受けるのは不安に感じると思います。

的確に「なにをどのように頼んでいるのか」が伝わるように、話を整理して伝えましょう。

また、大切なのは頼みごとをしている理由です。ちゃんとした理由がないと、相手は引き受けてくれません。

「こういう状況でこのくらい困っているので頼んでいる」ことが分かるように伝えましょう。

 

④相手に都合を優先する

「お手すきな時で構わないので…」や「すごくお忙しいとは思うのですが…」など

あくまでも相手の都合が第一優先で、自分の頼みごとは「もし可能であれば」というスタンスを忘れないようにしましょう。

 

⑤感謝の気持ちを伝える

ここが一番大切です。

引き受けてくれたら「本当にありがとうございます」とお礼を言いましょう。

「もし何かお困りのことがあれば、私もお手伝いします」などと、付け加えるのも有効ですね。

また、もし頼みごとを断られてしまったとしても、怒ってしまったり、素っ気ない態度を取ることはしないように気を付けましょう。

「いえ、大丈夫です。ありがとうございます」などと、相手が気にしないように会話を終わらせましょう。

 

以上が、頼みごとをするときのポイントになります(^^)

利用者さんからは、

「今まであまり相手の都合が考えられていなかったかもしれない」

「低姿勢であることを忘れないように気をつけたい」

 

などなど。様々な発見があったご様子でした。

 

これからのヒューマングロー葛西駅前では、コミュニケーション能力の向上を目指して、プログラムを開催していきます!

 

コミュニケーションに課題や不安を感じる人は、ぜひご相談ください(*^^*)

 

見学のお申し込み

 

就労移行支援事業所 ヒューマングロー葛西駅前

受付時間 平日9:00〜18:00

TEL:03-6808-7920  FAX:03-6808-7921

 

お申し込みは

会って相談のお申し込みフォームからの入力・電話やファックスで受け付けております!

 

会って相談

 

就労移行支援事業所 ヒューマングロー葛西駅前

〒134-0084

東京都江戸川区東葛西6-2-8 第2ユタカビル6F

受付時間 平日9:00〜18:00

TEL:03-6808-7920   FAX:03-6808-7921


就労移行支援事業所ヒューマングローは精神障害者(うつ・統合失調症・不安障害・気分障害・パニック障害・双極性障害など)、発達障害者(広汎性発達障害・アスペルガー症候群・ADHD・自閉症スペクトラムなど)、身体障害者(肢体不自由、内部障害など)、依存症(アルコール・ギャンブル・ゲーム)知的障害者、引きこもり、難病など
障害種別も症状も年齢もさまざまな方々の就職と復職(リワーク)を支援しています。