今日は「お悩み解決！」として、
「いつも人間関係で仕事が続かない…」と悩まれている方向けに
「アサーティブコミュニケーション」についてご紹介いたします。
アサーティブとは、「自己主張すること」という意味です。
自己主張と言うと、「自分の意見をはっきり言う」「意見を押し通す」と
思われる方もいるかもしれません。
ここでいう、「自己主張をする」は自分の主張を一方的に述べることではなく、
相手を尊重しながら適切な方法で自己表現を行うことを指します。
つまりアサーティブコミュニケーションとは、
お互いを尊重しながら意見を交わすコミュニケーションのことです。
例えば、皆さんが定食屋さんでカレーを注文したとします。
しかし、提供されたものはカレーうどんでした。
こんなときどうしますか？
「こんなもの頼んでいない！どういうことだ！」と店員さんを責めたり
「ちゃんと注文もとれないんですか？ちゃんと聞いてました？」とイヤミを言ったり
「カレーが食べたかったけど…言えないし」と我慢したり…
これらの言い方は、相手との関係を悪くしたり、自分の評価を下げたりします。
また、我慢することでストレスが溜まってしまうことにもなります。
アサーティブなコミュニケーションを使うとこうなります。
「カレーうどんではなくて、カレーを注文しました。作りなおして頂けませんか？」
あくまで一例ではありますが、事実を述べ、相手は責めずに
自分の思い、要望を伝えることができる言い方になっています。
アサーティブコミュニケーションとは、
自分の意見を飲み込むことで我慢をしたり、
一方的に自分の主張を押し通したりせずに、
相手を尊重しながら自分の気持ちを伝えるコミュニケーション方法です。
自分は円滑なコミュニケーションが取れていると思っても、
相手はストレスを感じていて、最終的に関係が破綻してしまうこともあります。
上手な自己表現の方法を学ぶことで、
円滑に業務を進めていくことができます。
ヒューマングロー小岩では、ストレス対策講座の中で
よりアサーティブコミュニケーションを学び、練習することができます。
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