◆障害者就職面接会：【9月中旬】
汗ばむくらいの陽気で天候は晴れ。絶好の面接会日より。
今日は、ハローワークの主催で定期的に開催される「障害者就職面接会」が、東京ビックサイトの会議棟レセプションホールで行われる日です。
事前に利用者様と打ち合わせを行い、参加企業様（60社）のリストから仕事内容で興味のある数社をピックアップして面接に臨みました。
面接は、広い会場に企業ごとの机が用意され、当日受けたい会社の面接順番表示台にかけてある「面接番号札」をとって番号順に面接が行われます。
一社最大30名までという事で人気のある企業は、場合によっては面接を受けることができない・・・というケースもあります。
幸いなことに、目当ての企業様については、番号札をとることができ、面接の機会を得ることができました。
まずは、ホッとしました。
遅れて会場入りしたこともあり、複数社の面接の番号が似たような番号でした。
ちょっと嫌な予感・・・同じタイミングで呼ばれたらどうしよう・・・利用者様ともそんな話をしていました。
少し、バタバタしましたが、いずれの企業様とも面接を支援員同席で行う事ができました。
面接そのものは、自社の説明を熱心にお話しされる企業様や本番さながらの質問を浴びせてくる企業様と三者三様でした。（面接内容はこの場では省略）
リストアップした企業様の面接を終えたのは、面接会そのものが終了時間を迎えるような時間で、早々と会場を切り上げる企業様もおり、会場がだいぶ閑散としてきた中でしたが無事目当ての企業様すべての面接会を受けることができました。

・・・数日後、面接をしたうちの一社（大手家電量販店）の人事担当の方より、もし、興味があれば、この後の段階に進むことになる旨の連絡をいただきました。利用者様と打ち合わせを行い、まずは、見学、体験をさせていただきたい旨をお伝えし、見学日程のお返事を待ちました。
数日後、見学の日程について人事のご担当者様より連絡をいただきました。
◆見学（事前面談含む）：【9月下旬】
あいにくの雨模様の天気でしたが、事業所の見学と副店長の方との面談を実施。
勤務時間や業務内容について丁寧に説明をしていただきました。
見学だけでは、やはり実際の業務内容がわからないので、体験をさせていただきたい旨お伝えし、人事のご担
当者様からのお返事を待ちました。
◆体験実習：【10月上旬（3日間）】
体験実習の二日目を終えた時点で、何となく“違和感”を感じるようになった。との事。
「ああ、ここでの就労は無いな・・・」という感想が利用者様からありました。
それでも、三日目もしっかりと体験実習はさせていただきました。
◆分かった事
今回の体験を通じて、自分にできる事、したい事というのが少し明確になった。
就きたい仕事内容についての優先順位の変更等、今後の就職先を決めるに際して、非常に良い勉強になりました。
◆支援員から
最終的には、体験段階で終了し、そこから先には進みませんでしたが、利用者様にとっては、この体験を通じて、良い意味で自身の深堀ができたことと思います。就労後のミスマッチを防ぐ意味でも、見学、体験の重要性をあらためて感じていただけたかと思います。

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