こんにちは！

小岩事業所スタッフのKです。

本日は、2月2日に開催しました当事者発表会についてご紹介いたします。

当事者発表会！

2022年2月2日に、ヒューマングロー小岩事業所を卒業した利用者Ｓさんに

障害の診断を受ける前のことから、障害を受け入れる際の葛藤、就職に向けて行ったことなどをお話いただきました。

テーマ：障がいを認めなかった私が就職するまで

～支援者は『やるしかないよ』というけどさ…～

コロナウイルス感染拡大中でしたので、来所していただく方は少なくさせていただきました。

しかし、オンライン含めて多くの方にご参加いただき大変好評でした。

ご来場いただいた方々、誠にありがとうございました。

支援者は「やるしかないよ」というけどさ

Sさんは、発達障害（ADHD、軽度の自閉症スペクトラム）という診断を受けています。

受診のきっかけは、「突然活動ができなくなったしまった」こと。

最初の診断はうつ病でした。

その後、通院の中で発達障害の診断を受け、4年間にもわたり定期通院とカウンセリングを続けてきました。

それまでは「普通」の専門学生として生活していたSさんにとって発達障害という診断は、簡単には受け入れられるものではなかったそうです。

ヒューマングロー小岩で約2年間、訓練を行い

現在は、事務のお仕事で1年定着、社内評価もよく大活躍されています。

2月2日の発表会では、診断を受けた際の思いについてや、障害を受け入れるときの出来事などについてお話いただきました。

発表後、私スタッフのKから「Sさんの支援について」お話させていただきました。

Sさんの支援について

簡単に、Sさんへの支援についてご紹介したいと思います。

Sさんが小岩事業所を利用されてからは、まず「週3回の通所を安定させること」を目標にしました。

生活リズムの崩れや、季節や気候の影響から不調、

無意識に無理をし過ぎてしまったり、感覚過敏や過集中から疲れも強かったようでした。

このような特性の中で就職を目指すため、通院同行や通院の振り返り、日々の振り返りを通して一緒に工夫できることを考えていきました。

Ｓさんは「トライアンドエラー」をモットーに、「まずやってみる」

それを振り返り、再度トライ！それを繰り返し、自分にあった体調管理方法を見つけました。

最初は、失敗することに怖さがあり「やってみること」に腰の重たかったSさんですが、

カウンセラーさんとの会話の中で変化していきます。

それは、「やって、できなくても、『できないこと』だという答えが得られる」というものでした。

私たちスタッフも、カウンセラーさんの話をお聞きし、

改めてチャレンジしていく大切さを感じ、Sさんと一緒に試行錯誤していきました。

しかし、多くのチャレンジをするということは、多くの「失敗」もするということです。

もちろん、カウンセラーさんの言葉通り得られるものもありましたが、気持ちがどんどん落ち込んでしまい

自分のいいところを評価しにくくなってしまいました。

そこで、「理想目標」と「最低目標」を作り、「最低目標」をクリアーしたら100点、「理想目標」クリアーは120点とすることにしました。

例えば、

最低目標「今月は週3日外に出ることを維持する」

理想目標「休まず遅刻、早退をせずに週3日通所する」

などです。

これをすることで、目標達成がしやすく、かつ背伸びもしやすくなりました。

このように、関係機関と連携しながら、１つ１つ困りごとや課題について

サポートさせていただきました。

ヒューマングロー小岩について

ヒューマングロー小岩では、Sさんの例のように、1人1人に向き合い、希望する働き方ができるようサポートいたします。

また、さまざまなセミナーなども開催しています。

「就活をしているが、なかなかうまくいかない…」

「障害者雇用についてよくわからない」

「家族に障害があるので、提案したい」

などなど…

様々な想いやお悩みに寄り添い、私たちヒューマングロー小岩が応援できることについてお話させていただきます。

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

【小岩事業所】無料応募書類添削会を行っています！

https://human-grow.com/blog/2022y02m09d-18693/

※無料添削会は、お電話にてお問い合わせください

お申し込みは

会って相談のお申し込みフォームからの入力・電話やファックスで受け付けております！

会って相談

就労移行支援事業所 ヒューマングロー小岩

受付時間 平日9:00〜18:00

TEL：03-5829-4532　　FAX：03-5829-4533

ヒューマングロー小岩の紹介動画はこちら！