
就職経験なしからスキル獲得へ一念発起
大学を卒業したYさん。
家業のお手伝いはされておりましたが、自閉症スペクトラムによるコミュニケーションへの課題などから、就職して働くという経験を積むことができませんでした。
そこで就労に必要なスキルを高めたいという思いからヒューマングローを利用することを決め、PCやコミュニケーションに関するトレーニングを受けることになりました。
対話を重ね、長所と短所を見つめられるように
これまで働いた経験がないYさん。
いざ就職と言っても、「自分に何が向いているのか」「自分は何がやりたいのか」のイメージが掴めず、どうやって就活を進めていくのか、分からない状態になることがしばしばでした。
しかし、支援員と対話を積み重ねる中で、徐々に自分自身の良さを掴むことができました。
たとえば、以下のような長所がありました。
・遅刻や欠席が少なく、安定して通所ができていること
・分からないことについては都度メモを取り、状況の把握に努めることができること
一見、当たり前なことのように思うかもしれません。
しかし当たり前なことを自然に行えることは、立派な長所です。
特にメモを書くことについては、当初は文字を書くことで落ち着きを取り戻す手段として考えていました。
しかし徐々に、備忘のために重要なことを書き記しておき、必要に応じて後で見返すという情報整理の手段として捉えることができるようになりました。
また様々な企業と面談を重ねる中で、思い通りにいかない結果に悩むこともありました。
しかし支援員と振り返りを重ねる中で、自分の足りない面を徐々に自覚できるようになりました。
自閉症スペクトラムを受け入れてくれる企業との出会い
自身の良いところも足りないところも気づけたYさん。
それらを受け入れ、支援員と対話を重ねる素直さは、Yさんの素敵なお人柄の1つです。
その後Yさんは、オープンにした自分の障害を受け入れてくれる企業と巡り合い、就職するすことができました。
現在もヒューマングローの定着支援を受けながら、働き続けています。
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