
最初は障害非開示で就職活動
発達障害と軽度知的障害のあるMさん。
これまでは障害をオープンにせず、単発のアルバイトなどをしていたとのこと。
地元の埼玉県ではなく、東京で働きたいとの思いから、都内のハローワークに行きました。
最初は障害を非開示で働ける職場を探していましたが、ハローワークの職員と相談するなかで障害者雇用での就労を勧められました。
そして働くスキルを身につける就労支援として、ヒューマングローをハローワークからご紹介いただき、利用することが決まりました。
ご家族の理解サポート
ご家族と同居中のMさん。
ご家族との関係が上手くいっていなかったため、ヒューマングローでは家族支援にも取り組みました。
ご家族にも、ご本人の障害特性をご理解いただけるように何度も話し合いを重ねました。
意欲的に働ける仕事に向けた就労支援のポイント
Mさんは、就職への気持ちがとても強いです。
ただ具体的に「どのような仕事がしたいのか」「どんな働き方が合っているのか」などが、あまり明確になっていませんでした。
そこで、他者との関わりが苦手という障害特性を踏まえながら、Mさんが意欲的に取り組める仕事・働き方は何かを常に話し合いました。
そして就労支援のポイントを明らかにしながら、就職活動を行いました。
職場体験実習先の企業に就職
具体的な働き方が明らかになったことで、まずは職場体験実習先を探しました。
そしてヒューマングローが連携する企業様から、Mさんの居住地域近隣にある職場体験実習先をご紹介いただきました。
職場体験実習先には、Mさんのアセスメントシートを事前にご共有しました。
これにより、Mさんの自閉症スペクトラムや軽度知的障害の特性に合った実習内容をご用意いただくことができました。
そして実習でのMさんの取り組みが評価され、採用面接していただけることになりました。
その結果、職場実習先の企業に就職することができました。
就職はゴールではなくスタート
Mさんが今後の自分らしく働くことができるように、ヒューマングロー一丸となって定着支援に努めてまいります。
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