他の利用者様との折り合いが悪くなり……
発達障害(ADHD)と統合失調症のあるNさん。
最初は問題なく通所できていたものの、ある利用者さんとの折り合いが悪くなりました。
その影響により、通所することが怖くなり、欠席する日が増えてしまいました。
ご家族やクリニックなどとの情報共有の徹底
Nさんと、お相手の利用者さん様それぞれにスタッフがサポートし、ご本人同士ではなくスタッフが話をお聞きしまた。
また、その内容は施設長含め、各スタッフが常に共有することを心掛けました。
その上でご家族や主治医と相談を重ね、善後策を検討していきました。
気持ちよく話せる環境づくりの大切さを実感
各関係者と相談しながら検討したものの、通所時間や曜日をずらす以外に解決策が見つけられず。
最終的にはNさん本人の申し出により、一番近い同法人内の別の事業所(高田馬場)にお移りいただくことにより解決を図りました。
法人内での移動だったため、引継もスムーズに行う事ができました。
対人関係のトラブルを未然に防ぐための王道はなく、まずは気持ちよく話せる環境づくりの大切さをあらためて実感しました。
Nさんとの対話を今後も大切にしながら、自分らしく働ける職場に就職できるように、今後もヒューマングロー一丸となって就労支援に努めてまいります。
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