東京都指定障害者就労移行支援事業所のヒューマングロー

障害者の就職を支援する
就労移行支援事業所ヒューマングロー

ADHDの特性理解を深めながら、憧れの経理職に未経験で就職|うつ病・発達障害のある方の就職事例(20代・男性・経理)


在学中にうつ病を発症

大学在学中にうつ病になり、中退したOさん。
その後、就職活動をするも結果が出ず、障害者枠で就職活動をすることを決めました。

そしてそのサポートを受けるため、ヒューマングローの就労移行支援を利用することになりました。


ADHDの特性理解をし、メモを習慣化

Oさんは過集中と不規則な睡眠リズムに課題がありました。
またADHDの特性として、忘れやすいことが度々ありました。たとえばスタッフの言ったことやスケジュールに関して、忘れてしまうことがあります。

ご自身の障害理解を深めることで課題にきづきやすくなり、対策することができるようになりました。
忘れてしまわないようにメモを持ち歩いたり、分からないことがあれば、すぐに確認することを習慣化しました。


いつでもあなたの味方

Oさんのサポートでは、就活面を男性スタッフが担当し、生活面を同世代の女性スタッフが担当しました。

プライベートで同世代の友人と話す機会も減ってしまったOさんにとって、生活面談がリフレッシュになっていました。

同世代の距離の近さもあり、時には強く当たってしまうこともありましたが、担当スタッフはいつでもOさんの味方であるという言葉を掛け続け、信頼関係を築いていきました。


希望職に役立つ簿記やパソコン資格を取得

とても勤勉家のOさん。
経理として働きたいという気持ちがあり、経理の勉強にも取り組みました。
そして利用中に簿記3級や、マイクロソフトオフィスの資格であるMOSというパソコン資格を取得しました。


企業実習から憧れの経理職に就職

経理として働きたいOさん。
しかしこれまで事務職で働いた経験はありません。

そこで東京しごと財団の委託訓練を受けました。
実際の仕事を体験し、あらためて事務職を希望することや課題をみつけることができました。

Oさんが現在働いている会社も企業実習を受け入れていました。
職場体験を経て、就職することができました。

現在、人材派遣会社の経理の仕事をされており、経理部のアシスタントとして頑張っています。

Oさんの人柄が発揮され、とても大活躍されています。今ではなくてはならない存在、戦力になっているとのこと。

ご本人も憧れていた経理の仕事について、徐々に仕事を振ってもらい、やりがいを持って働かれています。
働きながらも簿記2級を目指すなど、Oさんの勤勉さを私たちも見習いながら、今後の就労をサポートしていきます。




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