東京都指定障害者就労移行支援事業所のヒューマングロー

障害者の就職を支援する
就労移行支援事業所ヒューマングロー

4社の企業実習に参加し、向いている仕事に気づくきっかけに|発達障害(学習障害)のある方の就職事例(40代・男性・事務職)


複数の就労移行支援事業所を見学・体験し、ヒューマングロー高田馬場を利用することに

一度決めたことは最後までやりきる意思の強いOさん。

前職では業務量が多く、精神的にもその企業に勤務し続けることが難しくなり転職を検討。
その後ほかの就労移行支援事業所を利用して再就職を目指していました。

しかしその就労移行支援事業所が閉所することになり、近くの事業所を複数見学・体験したうえで、ヒューマングロー高田馬場の利用を開始されました。


意欲的に働ける仕事に向けた就労支援のポイント①「自分の思いを的確に伝える方法を身につける」

Oさんは言葉でのやり取りを苦手と感じていました。

一生懸命聞いているにも関わらず、その指示がイメージできず相手の思うように行動できなかったり、自分の状況を上手に伝えられなかったりすることがありました。

そのため訓練の中で、質問の仕方、伝わりやすい報告の仕方、メモの取り方を一つ一つ練習していきました。
前職までの失敗理由を振り返ることで、自分に合った対処法に気づき、また適切な伝え方ができるようになりました。


意欲的に働ける仕事に向けた就労支援のポイント②「複数社の見学・実習から自分に合う企業を探す」

求人票に記載している文字情報だけでは仕事の難易度や職場環境などが読み取れず、応募する企業探しに難航していました。

そこで、スタッフから定期的に企業見学や実習をご案内。
ヒューマングロー高田馬場を利用しながら合計4社の実習に参加しました。

複数社の実習に参加したことで、自分に何が合っていて、何を大切にしたいのかを整理することができたようです。


水耕栽培事業の職員として勤務中

ご本人が諦めず就職活動をした結果、水耕栽培の職員として入社にすることが決まりました。

これからOさんは、多くの方とかかわりながら仕事を続けていくことになります。

苦手な口頭指示はあると思いますが、Oさんはそんなときにどのように相手に質問してよいかをすでに知っています。

これが人間関係を良好に保って就労を続けるためには、とても大事なことだと考えています。

ヒューマングロー高田馬場では、Oさんが安定して就労を続けられるよう定着支援を続けていきます。




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