東京都指定障害者就労移行支援事業所のヒューマングロー

障害者の就職を支援する
就労移行支援事業所ヒューマングロー

仕事の相談がしやすい職場環境で、安心して働ける再就職へ|うつ病・不安障害のある方の就職事例(40代・男性・事務職)


約7年間の引きこもり生活から特例子会社に就職。その経験を活かした次の働き方へ

うつ病と不安障害のあるYさん。
学生時代の就職活動が上手くいかず、大学卒業後6~7年ほど引きこもりに。
その後、障害者職能訓練センターに通い、パソコンの検定を複数取得しました。

特例子会社に就職するも、業務が忙しく相談できる環境でなかったため、体調を崩し休職することに。
上司の「あなただけが苦労している訳ではない」といった心ない発言を受け、退職することを決めました。
 
以前に利用した障害者職能訓練センターが閉所していたため、それに代わる就労支援センターを探していたところ、家族がヒューマングローのHPを紹介してくれたそうです。

「家族が教えてくれたので問い合わせだけでも」と思ったのがきかっけとなり、見学・体験を経てヒューマングローを利用することになりました。

「前回は就職活動のサポートのみだったので、ヒューマングローなら就職後も手厚い支援を受けながら安心して働けそう」と思えたのが大きかったとのことです。


雑談に抵抗感があった当初から、積極的なコミュニケーションができるように変化

最初の1ヶ月は週3日の午前のみから利用を開始。
その後は体調を考慮し、担当スタッフと相談しながら週4日、5日と日数・時間も徐々に増やしていきました。

起床時間も当初は8:30でしたが、働くことを想定し、30分刻みで早めていくことに、
生活リズムを無理なく慣らしていき、7時に起床できるようになりました。

Yさんはコミュニケーションが苦手で、人と話すことへの抵抗感がありました。
そこでヒューマングローのコミュニケーションプログラムを受けることに。
受け入れられる環境でソーシャルスキルを学べたことで、人の話を聞くことや会話の楽しさを知り、雑談への抵抗もなくなっていきました。

内定後には「同僚に会社近くの美味しい飲食店を聞くなど、積極的にコミュニケーションを取りたい」と関わりを持つことをとても楽しみだと話すまで成長しました。


安定した体調や通所実績が採用の決め手に

利用当初は2年後に就職することを目的にしていたYさん。
しかし「引きこもり時にお世話になった方や親にも就職の報告をして、早く社会の役に立ちたい」という思いから、入所して半年経ったところで就職活動を開始しました。

相談できる環境ではなかった特例子会社での経験から、次の就職は職場環境を重視することに。
東京しごと財団の面談会に1度参加するも、Yさんの中でしっくりきませんでした。

その後、ヒューマングローのスタッフが勧めた企業に興味を持ち、オンライン企業見学に参加することにしました。その見学会で心動かされ、応募の意思を固められました。

採用選考は書類選考⇒1次面接⇒オンライン実習⇒2次面接を経て、内定を掴むことができました。

下記にYさんと内定企業の声をご紹介します。

<Yさんの声>
・応募書類を細かく見ていただいたので、時間はかかりましたが良いものができて、自信に繋がりました
・面接は想定質問をたくさん作っていただいたので、様々なシチュエーションでの練習ができました

<就職先企業から聞いた採用理由>
・安定した通所ができている(週5日のフル通所の実績)
・体調安定させるための本人の努力
・素直で真面目で向上意欲があるところ
・データ入力の実習でスピードは他より劣ったが、企業側の「スピードより確実性重視」という指示通り、提出書類からそれを意識したことが伝わった


仕事についてすぐ相談できる上司や同僚がいて、安心して働ける

内定後は、通勤練習をしたり、就職までに準備しておいた方が良い事として挙げられていたPCのショートカットキーを復習するなど、入社日へ向けてしっかり準備を進めていきました。

前職でのデータ入力などの業務経験を考慮いただき、自分に合った仕事ができる配属先に決まりました。
研修体制やマニュアルが整っており、業務についてすぐに質問できる上司や同僚がいるので、安心して働くことができているようです。
「仕事はとても楽しく、働く前の不安はなくなっている」と朗らかに話すYさんが印象的でした。

主治医から「働くことで体調が良くなっていく」と通所時から言われていましたが、今のYさんは自信や活力に満ちています。

利用当初からYさんがヒューマングローに期待していたことに応えられるように、Yさんが今後も安心して働けるように職場定着をサポートしてまいります。




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