主治医に紹介されて就労移行支援を利用するように
長時間労働により体調を崩して前職を退職したFさん。
体調が回復した後も、働くことへの不安を抱えていました。
そんな時に主治医から就労移行支援サービスを紹介されました。
いくつかの就労移行支援事業所を見学・体験したうえで、雰囲気的に自分に一番合っていそうだと感じたヒューマングローの利用を開始しました。
MOS資格の取得
未経験ながら事務職志望のFさん。
PCスキルを身に付けるため、Microsoft office specialist(MOS)資格取得を目標にして、パソコン訓練に取り組みました。
事業所にあるテキストも活用しながら、3か月後にはMOS試験に合格することができました。
体調を崩さないように適度なペースで就職活動
Fさんにとって就職活動は慣れないことや初めてのことの連続でした。
環境の変化によって体調を崩してしまわないよう、規則正しい生活リズムを大切にし、心身に変調が起きていないかを常に気を配りました。
また自身の納得感が心身に影響すると自覚していたので、速すぎず、しかし遅すぎずの適度なペース配分を心掛け、就職活動を進めていきました。
志望動機や自己PRだけではなく、配慮事項について面接で伝えられるように
面接という限られた時間の中で、志望動機や自己PRはもちろん、自身の障害詳細や配慮事項についても正確に面接官に伝えられるように、スタッフと打ち合わせを繰り返しました。
スタッフと話すことで考えていることが整理され、伝えるべきポイントも明確になっていきました。
面接直前には模擬面接も行い、スムーズな受け答えの練習も行いました。
事務職の正社員として採用
利用開始から5か月目、ハローワーク主催の障害者実習面談会に参加しました。
そこでFさんに良いご縁があり、現在は当初の希望通り、一般事務職の正社員として働いています。
入社前に合理的配慮としてお願いしていた定期面談を実施いただき、業務だけにとどまらず、体調面についても相談しながらストレスも少なく働けています。
長期就労を叶えるため、これからも無理せずFさんのペースで進んでいっていただきたいと思います。
そのためにヒューマングローも引き続きサポートしてまいります。
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