
就労イベントでの出会い
Tさんとの出会いは、ヒューマングロー小岩が講師としてセミナーをした地域活動支援センター開催の就労イベントです。
そのイベントにTさんが参加し、ヒューマングロー小岩に興味をもち見学に来ました。
ただ、就労継続支援B型事業所でやりたいことを残していたTさんは、1年間B型に専念。
1年後「やり切ったから!」とヒューマングロー小岩に利用の申請をされました。
障害特性から生ずる3つの課題
B型事業所で、数年間生活リズムや体力などを維持されてきたTさん。
ヒューマングロー小岩でも週5日休まず訓練されました。
課題としては障害特性からくる
①優先順位の付けにくさ
②相手の単語をそのまま受け取ってしまう
③1回注意されたことなどを反芻してしまい、同じ相談を繰り返してしまったりネガティブな思いに取りつかれてしまう
などが挙げられました。
①の優先順位の課題は、スタッフと繰り返しスケジュールを立てて整理。
焦らなくても終わるということを繰り返し行い、タスクが増えたときにまず焦らない練習をしました。
また自分から優先順位を聞くようにするなど対策も考えました。
②のコミュニケーション面の課題では、場面によって受け取りが変わってることをスタッフが1つ1つ説明。
単語の意味が分からないわけではなく、場面ごとにうまく相手の意図を組めないことが多かったため、都度具体的に意図を説明しました。
受け取り方のレパートリーを増やしながら、「○○という意味ですか?」と自分からも質問し、相手とすり合わせる練習をしました。
③の考えを反芻してしまうことは、自分ではコントロールが難しい部分だったためスタッフに相談に乗ってもらい、気持ちを一緒に整理。
考えてはしまうもののネガティブになりすぎないように「これは、次からこうする!」「もう考えなくていい」などノートに書いて見返してもらったり、実習を控えた不安の強い時は電話相談の時間を多くとり気持ちを吐き出してもらいました。
実習先と縁があり就職
実習を2社行い、そのうちの1つをご縁があり就職したTさん。
今も特性からくる躓きがなくなったわけではありませんが、ヒューマングロー小岩で身に付けたスキルを活かして働かれています。
今後もヒューマングロー小岩は、Tさんの正社員フルタイム勤務の目標が叶うようにサポートしてまいります。
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