東京都指定障害者就労移行支援事業所のヒューマングロー

障害者の就職を支援する
就労移行支援事業所ヒューマングロー

コミュニケーションの課題を克服し、希望職での就職へ|発達障害・知的障害のある方の就職事例(20代・男性)


コミュニケーションに悩んで退職へ

特別支援学校を卒業後、介護補助として就職したNさん。
その後、趣味の料理を仕事にしたいと思い、調理補助の経験もしました。
ただ職場で上手くコミュニケーションを取ることができずに悩み、ミスも多くなってしまい退職されました。


コミュニケーション訓練で適切な報告・連絡・相談ができるように

ヒューマングローを利用開始当初から、週5日安定した通所ができていたNさん。
ただ季節の変わり目での体調不良や、緊張による動悸など、不調がでてしまうこともありました。

その際に、通院時にどういう相談を主治医にした方が良いかなどのサポートをスタッフから受けながら、体調面の不安も解決していきました。
その後自身でも対処法を作ることができ、体調面での不安を解決できておりました。

訓練では、前職で課題であったコミュニケーションを重点的に訓練しました。
スタッフへ報告・連絡・相談をする際は、ノートに自分が伝えたい内容を事前にまとめて行なうようにし、スムーズな報告・連絡・相談を意識して訓練をしていました。

また職場を想定した訓練の「仕事スキルワーク」では、課題の克服をするために副リーダーを担うこともありました。
副リーダーなので、他の参加している利用者さんともコミュニケーションを取る場面があり、苦戦してしまうこともありましたが、スタッフと一緒に考え克服していきました。


雇用前実習で希望職での就労の道がひらけた

就職活動に入ったとき、スタッフからは「調理のお仕事以外にも色々な求人を見て、就活をしていこう」とアドバイスを受けておりましたが、どうしても調理の仕事に就きたい気持ちが強かったNさんは、調理関係1本で就活を進めました。

何社か調理関係の求人を応募し、面談を受けていましたが、選考落ちが続いてしまい、Nさんも就職へのモチベーションが落ちてしまうこともありました。
そこで一度実習を受けることを目標として活動しないかと話し合いました。

1社実習を受けることができ、1週間ほど実習を受けました。
企業の評価も高く、正確性もあったNさんは、企業からぜひ入社をしてもらえないかとオファーをもらい、見事希望である調理関係の企業へ就職することができました!

Nさんは現在週5日で勤務されており、欠席・遅刻・早退なく安定した勤務をしています。
業務面では、開店前の仕込み作業として串打ちを行なっています。
企業からの評価もとても高く頂いております。

ヒューマングロー小岩は、Nさんが不安や悩みがなく、長く働いていけるように今後とも定着支援を行なってまいります。




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