東京都指定障害者就労移行支援事業所のヒューマングロー

障害者の就職を支援する
就労移行支援事業所ヒューマングロー

体調を大切に、就職して3年目へ|双極性障害のある方の定着支援事例(20代・男性・IT業界)


自身の体調を職場に相談できず休みがちに……

ヒューマングローを利用して、IT業界にご就職されました。

就職後の職場定着支援として、月1回三者面談(ご本人、企業のご担当者さま、ヒューマングロー)は行っていました。

ただ三者面談以外では、ご自身で職場に体調のことなどを適宜相談する必要があります。
しかし、内向的な性格なこともあり、それがなかなかできていませんでした、

そのため体調が悪いときにも頑張りすぎてしまい、会社を休みがちになってしまうことがありました。


定期的な支援者会議の開催へ

対策として、次の3つを行いました。

1つ目は、ご本人とヒューマングローのコミュニケーションを密に行いました。
月に1度の面談のみでなく、メールや電話などで細やかにサポートできるように努めました。
そこで体調の機微を察知し、企業担当者にお伝えするようにしました。

2つ目は、支援者会議の開催です。
企業のご担当者はじめ、主治医や地区の保健師などの各支援者がご本人の状態を共有するために、定期的に集まって話し合いました。

3つ目は企業様にご協力いただき、体調が良い時、悪い時で「グループで行うべき仕事」と「単独で行う仕事」の比率を都度工夫して変えてもらいました。

体調の波に応じて、その時々の状態にあった仕事をご担当いただけています。

このような各支援者の連携やご本人の努力が実を結び、職場定着支援も3年目になりました。

今後もご本人の就労をサポートできるように、ヒューマングローは励んでまいります。




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