東京都指定障害者就労移行支援事業所のヒューマングロー

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就労移行支援事業所ヒューマングロー

双極性障害のある方の支援で心がけていること|双極性障害のある方の支援事例(20代・女性)


ストレスコントロールで体調悪化を防止

ヒューマングローのご利用者様のなかには、双極性障害のある方も多くいらっしゃいます。

双極性障害は、現在は症状が落ち着いていても、強いストレスがかかると再発につながりやすいと言われています。
そのため日々の支援では、利用者さんのストレス状況を把握することを大切にしています。

ただ利用者さんの中には、自身の気持ちを伝えることが得意でない方もいます。

たとえば「本当は苦手なんだけどうまく言えなくて…」「つらいんだけどなかなか言えなくて…」というご利用者もいます。

そのため、相談しやすい環境づくりや、相談相手を調整することで、少しでも話しやすい空気づくりを心がけています。

そして相談を通して、ご本人がどのようなことにストレスを感じやすかったり、どのような希望を持っているのかなどを、丁寧にすり合わせていきます。

特に人とのやりとりについては、ストレスに感じる方が多いため、重点的にストレス状況の確認に努めています。


自己理解を通して、自分の状況と向き合う

ご自身の障害や体調に合った働き方をするには、自己理解を深めることも大切です。

たとえば「躁の時はどんな状態なのか」「うつの時はどんな状態なのか」など、各状況の理解に努めます。
その時には主治医とも連携することを大切にしています。ご本人と各支援者が症状についてしっかりと把握し、その時々の対処法についても共有し合います。

そして障害をオーブンにして就職された際には、ご本人の同意を得たうえで、企業担当者にもご共有しています。

就職後、人によっては自身の状態を自分から伝えることができない方もいます。あらかじめ企業担当者に共有しておくことで、就職後のサポートも受けやすくなります。

就職はゴールではスタート。就職後に働きやすい環境を作ることが重要です。
そのためにも利用者さんには、ご自身についてきちんと考えて知っていただくことも、支援する際に大切にしています。




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