東京都指定障害者就労移行支援事業所のヒューマングロー

障害者の就職を支援する
就労移行支援事業所ヒューマングロー

詳しくわかる就労移行支援


就労移行支援事業所とは、障害や難病をお持ちの方が、一般企業への就労に向けて訓練をするところです。障害者総合支援法に定められた福祉サービスの1つです。
ヒューマングローでは、パソコンやコミュニケーション、生活スキルアップ、ビジネスマナーの学習を行います。履歴書の添削、面接の練習、企業の選び方、障害者雇用について学び、就職活動を行います。
就職後は就労が継続するようサポートを受けることができます。ヒューマングローのスタッフが企業へ訪問して、働く上での問題点を解決します。

 

就労移行支援事業所の対象者(どんな人が利用できるの?)

18歳から64歳までの障害者・難病をお持ちの方が利用できます。
障害者手帳をお持ちでなくても、主治医の診断書や定期的な通院があれば利用できる場合があります。
大学(4年生大学のほか、短期大学、大学院、高等専門学校を含む)在学中の方も市区町村の判断により利用できる場合があります。
一般就労している障害者が休職中の場合も市区町村の判断により利用できる場合があります。
詳しくは、電話で相談会って相談にてお問合せください。

 

 

就労移行支援事業所のプログラム・訓練内容(どんなことをするの?)

就労移行支援では、一般企業で仕事をするのに必要となる知識・スキルを身に着けることができます。それらの習得カリキュラムには事業所ごとに特色があり、作業系やプログラミングに特化するところもあります。

ヒューマングローでは、就職で必要な訓練やプログラムを豊富に準備し、さまざまな業界・職種で働ける内容になっています。
パソコンは、タイピングやワード・エクセル・パワーポイント、データ入力の学習を行います。
コミュニケーションは、SST(ソーシャルスキルトレーニング)やグループワーク、ビジネスマナーを学びます。
生活スキルアップや運動講座、健康講座を通じ、長く働き続けるために必要な知識やスキルを幅広く学ぶことができます。
実践的な訓練として、企業実習を行います。実際に企業へ行って、実際の業務や職場環境を体験できます。企業実習を通じて、自分に合った仕事や働き方を探していきます。実習中もスタッフがしっかりサポートするので、安心して実習ができます。
また、企業のトライアル雇用の制度を活用して、ヒューマングローに所属しながら、企業で働く事ができます。

 

就労移行支援事業所の工賃(給料はもらえるの?)

企業から受託した業務を実際に行い、工賃収入を得ながら実践的なスキルを身につけていきます。ヒューマングローの事業所内で、企業での業務の流れを学ぶことができます。
ヒューマングローでは、事業所によって工賃業務の提供が異なるので、詳しくは、電話で相談会って相談にてお問合せください。

 

就労移行支援事業所の就職実績(どんな企業や仕事内容で就職しているの?)

就労移行支援サービスを活用し、就職する障害者は毎年1万人以上います。就職数は各事業所によって差があり、1人も就職しない事業所も全体の3割近くあります。
そのなかでヒューマングローは、就職率が全国平均の2.5倍以上と高い実績があります。
これまでに培った企業やハローワークとのネットワークがあるので、ご利用者に合った求人開拓が可能です。
就職先や仕事内容はご利用者の希望に合わせて探していくので、様々です。例えば、東京都内の大企業の事務職や軽作業等に一般就労しています。

 

就労移行支援事業所の定着支援(就職後のサポートはあるの?)

転職サービスやハローワークにはない就労移行支援の特長として、就職後の職場定着のサポートがあります。
無事に就職した後、新しい生活や働き方で悩みを抱える方も少なくありません。そういったときに不安を共有し、定着できるよう支援する就労定着支援サービスがあります。
「就職」が目標ではなく「成長」と「定着」を目標としているヒューマングローでは就職後も月に一回以上スタッフが面談を行い、お仕事や生活の不安、悩みに一緒に取り組み、自立した生活のサポートをいたします。
その結果、ヒューマングローは就職後定着率86.7%と高い実績があります。

 

就労移行支援事業所の利用料(通うのに費用はかかるの?)

就労移行支援は福祉サービスのため、利用料は国から補助がでます。現在働かれていない方向けの支援のため、全額補助されることも少なくありません。実際にヒューマングローを利用する約9割の方が、無料で訓練を受けています。
ご利用料金につきましては、前年度の世帯収入が基準となります。世帯収入とはご本人と配偶者の方の収入であり、親の収入は含みません。

 

区分 世帯の収入状況 負担上限月額
生活保護 生活保護受給世帯 0円
低所得 市区町村民税非課税世帯※1 0円
一般1 市区町村民税課税世帯※2 9,300円
一般2 上記以外 37,200円

※1…3人世帯で障害基礎年金1級受給の場合、収入がおおむね300万円以下の世帯
※2…収入が概ね600万円以下の世帯が該当します。

 

就労移行支援事業所の利用補助(交通費や送迎はあるの?)

就労移行支援サービスでは、事業所ごとにさまざまな利用補助があります。
ヒューマングローでは、独自に交通費の支給をしています。事業所まで交通費がなくて通えないという方のために、月額12000円を上限に補助しています。送迎は行っていないので、電車やバス等の公共交通機関で皆さま通っています。

 

就労移行支援事業所の利用手続き・受給者証の申請(どうすれば利用できるの?)

就労移行支援事業所の利用方法から正式利用までの流れについて説明します。
就労移行支援事業所を利用するには、お住まいの市区町村の窓口で受給者証の申請が必要となります。
受給者証の申請を行い、受給者証が発行されたら、正式に利用開始となります。
利用開始になりましたら、ご利用者の体調や就職先の希望等をお聞きして、個別支援計画を作成します。その個別支援計画にそって、ご利用者の支援を行っていきます。
ヒューマングローでは、受給者証の申請から利用開始までしっかりサポートしますので、ご安心ください。また、ヒューマングローでは受給者証の申請から発行まで(1か月~2か月程かかります)無料で体験を継続できるので、スムーズに利用開始できます。

 

就労移行支援事業所の利用期間(延長や再利用もできるの?)

就労移行支援事業所は、原則2年間利用することができます。
この2年間は原則であり、実際には市区町村の判断により利用期間を延長できる場合があります。
また、「一度就労移行支援事業所の利用を経て就職したが退職してしまった方」や「現在就労移行支援事業所を利用しているが他の就労移行支援事業所に変えたい方」がいらっしゃるかと思います。その場合も2年以内であれば、市区町村の判断で再利用できる場合があります。
ヒューマングローでは、延長・再利用の申請や市区町村への問い合わせについて、しっかりサポートしますので、ご安心ください。

 

就労移行支援事業所の併用利用(デイケアや生活保護を受けていても大丈夫?)

就労移行支援事業所はデイケアとの併用が可能です。
例えば、週の半分はデイケアで体調を整えながら、残りの半分は就労移行支援事業所で就職に向けたプログラムを受けることが可能です。
実際に、ヒューマングローでもデイケアと就労移行支援事業所を併用している方がいます。

また生活保護を受けている方も就労移行支援事業所を利用することが可能です。
ヒューマングローでは、金銭管理等の生活面のプログラムも充実しているので、就職後の自立を見据えた準備ができます。

 

就労移行支援事業所のリワーク・復職活用(休職中でも利用できるの?)

就労移行支援事業所は、休職中で復職を目指す方もご利用できます。
ヒューマングローでは、職場復帰のためのリワーク支援を行っています。
健康講座で睡眠や食事についての知識習得や、運動講座でヨガやオフィス体操を行い体力の向上を図ります。
また、職場で円滑な人間関係を構築するためのコミュニケーションプログラムの受講もできます。
復職を行うにあたり、企業の人事担当者や産業医と連携し、復職までの計画やスケジュールをすり合わせていきます。
復職後は、就労が継続できるよう企業訪問やご利用者との面談を行いサポートしていきます。

 

就労移行支援事業所の在職利用(アルバイトしながらでも大丈夫?)

在職中の方(アルバイトをしながら)の就労移行支援事業所の利用は、お住まいの市区町村の判断によります。
ヒューマングローで市区町村へ確認することもできるので、詳しくは、電話で相談会って相談にてお問合せください。

 

就労移行支援事業所の在宅利用(家で訓練は受けられるの?)

就労移行支援事業所は、事業所へ通所することを基本としていますが、お住まいの市区町村の判断により在宅訓練できる場合があります。
ヒューマングローでは、ご利用者の希望に合わせて、在宅就労に向けた求人開拓も行っています。

 

就労移行支援事業所と就労継続支援A型・就労継続支援B型との違い(それぞれのメリットは?)

障害者総合支援法に定められた、障害のある方の「働く」をサポートする福祉サービスには、「就労移行支援」と「就労継続支援(A型・B型)」の2つがあります。
ヒューマングローでは主に「就労移行支援」のサービスを提供しております。「就労移行支援」は板橋・高田馬場・小岩・葛西・梅島にございます。
それぞれの違いは、利用目的や雇用契約、工賃(賃金)の有無、利用期間などがあります。
利用する方の目的によって、メリット・デメリットがありますので、ご自身がどちらのタイプの事業所に行くべきかお迷いの方はお気軽に電話で相談会って相談にてお問合せください。

 

  就労移行支援 就労継続支援A型 就労継続支援B型
目的 就職するために必要な
スキルを身につける
働く場
対象者 一般企業への
就職を希望する方
現時点で一般企業への就職に
不安や困難の有る方
雇用契約 なし あり なし
工賃
(賃金)
基本なし
(一部事業所では
場合によりあり)
あり
平均月収 なし 74,085円 ※1 15,603円 ※1
年齢制限 65歳未満 なし
利用期間 原則2年間以内 定めなし

※1 出典:厚生労働省 平成29年度工賃(賃金)の実績について

 

就労移行支援事業所の選び方(どうやって自分に合った就労支援を探せばいいの?)

就労移行支援事業所の探し方は、大きく分けて2つあります。

①インターネット上で検索する。
場所や特徴などで絞って検索して、事業所のホームページを確認しましょう。

②クリニックや行政機関などから紹介を受ける。
この場合は、紹介者と相談しながら事業所を探しましょう。

また就労移行支援選びで失敗しないために、興味をもった事業所は必ず見学と体験をするようにしましょう。
そこで事業所のスタッフの雰囲気、提供しているプログラムを実際に確認します。また、交通費の支給は事業所によって異なりますので確認しましょう。
体験は、事業所へちゃんと通うことができるか確認するために複数回行うことをおすすめします。安定して通所をするために通いやすさが大切です。

ヒューマングローでは、見学や体験を納得のいくまで行えますので、ご安心ください。

 

(就労移行支援事業所の相談・プログラム体験レポート)

ヒューマングローにご相談いただき、体験された方にコメントをいただきました。
詳細は「就労移行支援の相談・体験レポート」よりご覧ください。


就労移行支援事業所ヒューマングローは精神障害者(うつ・統合失調症・不安障害・気分障害・パニック障害・双極性障害など)、発達障害者(広汎性発達障害・アスペルガー症候群・ADHD・自閉症スペクトラムなど)、身体障害者(肢体不自由、内部障害など)、依存症(アルコール・ギャンブル・ゲーム)知的障害者、引きこもり、難病など
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