うつ病のある方の就職事例
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うつ病のある方が自分に合った仕事で働くために
ヒューマングローでは、うつ病のある方の再就職や転職、復職をサポートしています。
うつ病とは、そもそもどのような病気なのか。
うつ病と付き合いながら、自分に合った仕事で就職するために何が大切なのか。
これらのポイントをご紹介します。
うつ病とは
珍しくはなくなったうつ病
うつ病とは、心と体の強いストレスによって生じる「心の病気」です。
憂うつな気分や意欲の低下、食欲不振、めまいなど、精神的・身体的な症状が現れます。
精神障害の1つに分類され、精神障害者手帳の発行対象にもなっています。
厚生労働省による調査では、日本におけるうつ病患者は全国で約73万人。また「こころの健康についての疫学調査に関する研究」によると、16人に1人が一生のうちにうつ病を経験するとのデータもあります。
うつ病は決して珍しい病気ではなく、現在ではさまざまなコミュニティや治療法などが生まれています。
うつ病の再発率は60%
うつ病は再発率が高いことも特徴の1つです。
厚生労働省によると、うつ病の再発率は約60%で、2回うつ病にかかった人では70%、3回かかった人では90%と再発率は高くなります。
再発を繰り返すと、さらに再発率が高くなるため、再発しないように取り組むことが大切です。
うつ病の再発防止に向けてできること
うつ病が再発しないために大切なことは、焦らないことです。
病気にかかるとすぐに治して、元の状態に戻りたくなりますが、焦らずに自分と向き合いながら一歩一歩歩むことが大事になります。
うつ病と診断されたら、発症の原因となったストレス源から離れること。職場に原因があるならば休職制度をとり、労災保険や障害年金などで当面の生活費を得る方法もあります。
そして治療に専念し、症状が良くなってきたら、社会復帰の一歩として精神科デイケアに通うこともおすすめです。決まった時間に通い、文化活動や運動などさまざまな活動を通して、生活リズムや対人関係の改善に取り組むことができます。
そして「また働きたい」「復職したい」と思ったときには、就労支援施設がおすすめです。再就職・復職に向けてサポートを受けることができます。
うつ病のある方の就職・転職活動のポイント
ヒューマングローは、これまでに多くのうつ病のある方の就職をサポートしてきました。
一人ひとりの特性や希望に合った就労支援によって、ヒューマングローの全体就職率は57.9%と、業界平均の2.5倍以上。多くの方が就職されています。
ここではうつ病のある方の就職・仕事探しのポイントをご紹介します。
うつ病との付き合い方を知る
うつ病のある方の就職支援で、ヒューマングローが大切にしていることの1つに「自己理解」があります。
どんな状況のときにストレスが溜まりやすくなるのか。メンタルを崩しそうになる兆候は何なのか。それらの理解を通して、自分のアラートサインに気づけるようになることが重要です。
うつ病との付き合い方を知ることで、就職後に再発(悪化)することの防止にもつながります。
就職することがゴールではなく、長く働くためにも「自己理解」がとても大切です。
働きやすい職場環境・仕事を知る
うつ病の発症要因の1つに「職務ストレス」があります。
仕事内容や人間関係などによりストレスフルとなり、うつ病を発症される方は少なくありません。
そのため、「どのような職場環境なら働きやすいのか」を就職前に知っておくことは非常に重要です。
ヒューマングローでは、職場体験の実習先が多数あり、期間も1日のみから2週間など様々です。
職場体験を通して、「年上の人が多い職場のほうが合ってるな」「雑談が多い職場よりも、静かに集中できる職場の方がいいな」など、自分にとって働きやすい職場環境を見つけられることが「長く働く」ために大切です。
就労支援で働くさいに必要なスキルを身につける
職場体験で自分に合った仕事や環境に気づくことができたら、その職場で働くために必要なスキルを身につけます。
ヒューマングローには事務職に必須なパソコンスキルを学べるプログラムや、作業系に必要な正確性を養うプログラムなどが様々あります。
多種のプログラムで「働く勘」を取り戻してから就職できたと好評です。
サポートを受けながら就活する
自己理解を通して心身の整え方を知り、自分に合った仕事や職場に気づき、働くスキルを育てたら、就職活動の始まりです。
履歴書や職務経歴書の添削はもちろん、実際の面接にもスタッフが同行します。
面接や自己PRが苦手な方には、スタッフが長所を代わりに伝えることもできるなど、臨機応変にサポートします。
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